ブロックの穴のあけ方を検索してたら、指で貫通させてる動画を見つけて…気づいたらそのまま夕方になってました。どうも、マヤキータです。
石膏ボードや木材に比べて、コンクリートはとても硬い壁材です。
「ドリルを当てても全然入らない…」と悩む人も多いですが、初心者でもポイントを押さえれば作業できます。
ー 目次 ー
コンクリート壁の見分け方
まずは壁が本当にコンクリートかどうかを確認しましょう。
- ノックして音を聞く
- 「コンコン」と軽い音 → 石膏ボードの可能性大
- 「ゴツゴツ」と重い音 → コンクリートの可能性大
- 触ってみる
- ひんやりして硬い感触 → コンクリート
ボルたん
壁ドンドンしてみたら、お隣さんが怒鳴り込んできたで!
ミックスねじ男
あたりまえや!少しは気ぃつこうて確かめるんやで。穴開ける時は色々と確認して声かけてからな!
コンクリートに穴をあけてネジを使う方法
コンクリートには 振動ドリル と 専用のドリルビット が必要です。

用意するもの(4mmビス用)
- ポンチ(または太めの釘)
- 役割:下穴位置に小さなくぼみをつけ、ドリル先端が滑らないようにする
- コンクリート用ドリルビット
- 直径:6mm(4mmビス+アンカーに適合)
- 深さ:ビス長さ+5mm程度
- アンカー(プラグ)
- 対応ビス径:4mm
- 外径:約6mm
- 長さ:25〜30mm程度
- 材質:ナイロン(一般的)、金属製はより強度が必要な場合に
- ビス(ネジ)
- 呼び径:4mm
- 長さ:基本は【アンカー(プラグ)+取付る物】より長いもので
- 材質:ユニクロメッキやステンレスが無難

手順
- ネジを打ちたい位置に印をつける
- ポンチでくぼみをつける
- 振動ドリルに「コンクリート用ビット」を装着
詳しくは 材料別ドリルビット辞典(完全版) - ネジより少し深めに下穴をあける
- 粉を掃除機、ブロワーポンプなどで除去する
- アンカー(プラグ)を差し込む
- ネジを入れて固定する

💡 ポイント
- 穴はネジ長さ+5mmくらい深めに
- 粉が出るので掃除機をあてながら作業すると後の掃除が楽
- 粉はできるだけ穴の中に残さないようにしないとアンカーが効きにくくなる
- 必ず手袋、マスク、保護メガネをつける
- 穴をあけた直後、ドリルの先に触ると火傷をするので触らない
ボルたん
アンカーって船を止めるやつやろ?ネットで購入したけど、えらい高かったわ!
ミックスねじ男
それ船のイカリや!DIYのアンカーはプラスチックとか金属の部品で、ネジを効かせるためのもんや。
穴をあけずに取り付ける方法
「ドリルを使うのは不安」という場合は、穴をあけずに固定する方法もあります。
- コンクリート壁に木材を強力接着剤+両面テープで貼り付ける
- その木材にネジを打つ
⚠️ 注意
- 耐えられるのは軽い物(小物フック程度)
- 接着面が広いほど強度が増す
- 両面テープとボンドを併用して使う場合、両面テープにボンドは付けないようにする
💡 両面テープ+ボンド併用の貼り方
- 両面テープは「全面ベタ貼り」ではなく、数センチおきに飛び飛びで貼る
- その「隙間」にボンドを少量塗布(はみ出さない程度)
- テープはボンドが乾くまでの仮固定役(押さえ役)
- 最終的な強度はボンドが担う
👉 つまり「両面テープ=押さえ役、ボンド=本命」という考え方です。

ボルたん
ガムテで木材貼ったら、朝には床に落ちとったで!
ミックスねじ男
そら当然や!ちゃんと専用の接着剤使わんとアカン。
よくある失敗と注意点
- 穴が浅すぎてアンカーが奥まで入らない
- 木工用ビットを使って摩耗・破損する
- ネジが長すぎて効かない
👉 作業前に「どのビットが必要か」は必ず 材料別ドリルビット辞典(完全版) で確認しましょう。
レンガやブロックに穴をあける場合は注意!
- 材質がもろく、振動モードを使うと割れやすい
- 回転モードだけでも穴があくことがある
- ただし強度はコンクリートより低いので、重い物の固定には不向き
ボルたん
ブロックに振動ドリル使ったら、パリンッて割れてしもたわ!
ミックスねじ男
そらやりすぎや!ブロックは回転だけで十分やし、耐荷重も弱めなんやで。
まとめ
- コンクリ壁は「振動ドリル+専用ビット+アンカー」が基本
- 穴あけが不安なら「木材を貼って軽い物だけ固定」もアリ
- 失敗を防ぐためには 専用ビット、アンカー、ビスの太さの関係を確認するのが が必須
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