塩の違いは正直よく分からない。それでも青い海を使っている話
沖縄の海水塩で梅干しと味噌を仕込んで分かったこと
はじめに
正直に言います。
塩をなめ比べて「これは明確に違う」と言えるほど、味の違いが分かるタイプではありません。
どの塩をなめても、
「しょっぱいな」
くらいの感想しか出ないことの方が多いです。
それでも私は、今 沖縄の海水塩「青い海」 を使い続けています。
理由は単純で、
直感的に扱いやすく、嫌な感じがしなかったから。
それ以上でも、それ以下でもありません。
この記事では、
実際に使ってきた中で感じたことだけを書きます。
青い海はどうやって作られている塩か
青い海は、沖縄の海水を原料にした海水塩です。
海外の塩を輸入して溶かし直した再製塩ではなく、
最初から最後まで 「海水 → 塩」 の工程で作られています。
原料となる海水は、
沖縄・糸満沖合約2000mの海域から取水された海水です。
製造工程として公表されている流れは、以下の通りです。
- 沖縄・糸満沖合から海水を取水
- 海水を濃縮して塩分を高める
- 平釜で加熱し、塩を結晶化
- 乾燥・検品・包装
なお、取水の深さ(海面から何mか)については公式情報がなく、
具体的な数値は公表されていません。
分からないことは、分からないままにしておきます。
重要なのは、
- 海外原料塩を使っていないこと
- 一度できた塩を溶かして作り直していないこと
この2点です。
シママースとの違い(同じ会社の塩だけど別物)
青い海とよく比較されるのが シママース ですが、
この2つは同じ会社(株式会社 青い海)の商品です。
ただし、工程はまったく違います。
シママースの工程
- 海外産の天日塩(メキシコまたはオーストラリア)を原料に使用
- それを沖縄の海水で溶かす
- 平釜で再び煮詰めて結晶化
これは 再製塩 という製法です。
再製塩だから悪い、という話ではありません。
安定供給・価格・使いやすさを重視した、
実用性の高い塩です。
つまり、
- 青い海:海水から直接作る塩
- シママース:海外塩をベースに再設計した塩
出発点が違います。
味の違いは分かるのか?正直な感想
はっきり言うと、
劇的な違いは分かりません。
なめ比べて即答できるほどの差はありませんし、
「こっちが圧倒的にうまい」と断言する気もありません。
ただ、使っていると次のような違いは感じます。
- 青い海
- 塩味の立ち上がりがゆっくり
- 角が立ちにくい
- 入れすぎたときの失敗感が小さい
これは味というより、
塩味の出方・溶け方の感覚です。
感じ方は人それぞれだと思います。
梅干しでの使い比べ(実体験)
梅干しは、
梅農家からもらった「どこの塩か分からない塩」でも漬けたことがあります。
その梅干しも、普通においしいです。
青い海で漬けた梅干しと食べ比べると、
- 青い海:塩味の角が少ないように感じる
- 農家の塩:塩味がはっきりしているように感じる
ただし、
明確な優劣と言えるほどの差ではありません。
気分の問題と言われたら、否定できないレベルです。
味噌作りで青い海を使っている理由
味噌作りでは、
塩は「味付け」よりも 仕込みの安定性 が重要になります。
- 混ぜやすい
- ムラになりにくい
- 途中で不安になりにくい
この点で、青い海は扱いやすいと感じています。
味噌は半年〜一年以上付き合うものなので、
最初の仕込みで余計なストレスを抱えないのは大きいです。

左 米麹 中 玄米麹 右 麦麹

漬物との相性(完全に好みの話)
漬物については、完全に好みです。
私は、
- 塩味が前に出すぎない
- 長く漬けても嫌な塩辛さになりにくい
この理由で、青い海を使っています。
漬物は精製塩でも作れますし、
実際に業務用では精製塩が使われることも多いです。
ただ、
家庭で漬けて経過を楽しむなら、
私は青い海のほうが好みでした。
海の塩は汚いのか?マイクロプラスチックの話
海水由来の塩に、
マイクロプラスチックが含まれる可能性は
理論上ゼロではありません。
これは事実です。
ただし、
- 特定の塩だけが極端に危険
- 海水塩=汚い
という話でもありません。
日常的な使用量で、
過剰に不安になる必要はない、
というのが現実的な位置だと思っています。
なぜ20kgで買っているのか
理由は単純です。
単価がかなり下がるから。
梅干し・味噌・漬物など、
量を使う用途が多いなら、
20kgは現実的な選択肢になります。
もちろん、
置き場所が確保できることが前提です。
実際の保管方法
私は以下の方法で保管しています。
- ジップロック(大)に小分け
- シリカゲルを一緒に入れる
使い切れるのがいつかは分かりません(笑)


まとめ
正直、
どの塩を使ってもいいと思っています。
青い海じゃなきゃダメ、
という話ではありません。
ただ、
- 仕込みで使いやすい
- 量を使っても破綻しにくい
- 嫌な感じがしない
この理由で、
今は青い海を選んでいます。
この記事は、
「正解の塩」を決めるためのものではありません。
自分がどう使って、どう感じているか
その記録です。
