冷凍蟹の正しい解凍方法|生・ボイル・ポーション別に「本当にうまい」やり方を解説
蟹通販で届く冷凍蟹は、
解凍のやり方ひとつで味が大きく変わります。
「水っぽい」「黒ずんだ」「身が痩せた」
こうした失敗の多くは、解凍方法の選び方ミスが原因です。
この記事では、
- 生カニ/ボイルカニの違い
- 殻付きと生むき身(ポーション)の違い
- グレーズ(氷の膜)の正しい扱い方
- 冷蔵庫解凍と流水解凍、どちらを選ぶべきか
を、実際に一番失敗しにくい基準でまとめました。
まず大前提|蟹解凍で失敗しない基本ルール
どの種類の蟹にも共通する基本です。
- 常温放置しない
- 水に浸けっぱなしにしない
- 電子レンジ解凍しない
- 完全解凍しない(半解凍が基本)
蟹は「解凍8割・調理2割」。
解凍中に旨味が流れた時点で、味は戻りません。
グレーズ(氷の膜)とは?まずここを整理
通販の冷凍蟹についている白い氷は、
**グレーズ(glaze)**と呼ばれるものです。
- 冷凍中の乾燥防止
- 冷凍焼け防止
- 品質保持
が目的の保護用の氷膜で、
生カニ・ボイルカニのどちらにも付いている場合があります。
重要なのは、
「どこに付いているか」で扱い方がまったく変わることです。
グレーズの扱いは2パターンで考える
① 殻に付いているグレーズ(殻付き蟹)

殻付きの蟹(脚・姿)の場合、
グレーズは殻の表面に付いています。
この場合は、
👉 解凍前に流水で氷だけを落とすのが正解です。
流水で落とす目安
- 時間:10〜30秒程度
- 白く濁った氷膜が消える
- 殻の色・質感がはっきり見える
- 水に浸けるのはNG
グレーズは「残すもの」ではなく、
完全に除去して問題ありません。
氷を落としたら水気を拭き、
キッチンペーパーで包み袋に入れて冷蔵庫でゆっくり解凍します。
② 身に直接付いているグレーズ(生むき身・ポーション)

生むき身(ポーション)の場合、
グレーズは身を守るための保護膜です。
このタイプは、
👉 流水で落とそうとしないのが基本。
理由は、
氷と一緒に旨味まで流れやすいからです。
生むき身(ポーション)は冷蔵庫解凍?流水解凍?
ここが一番迷うポイントですが、
結論ははっきりしています。
基本は「流水解凍(袋ごと)」
生ポーションは、
- 表面積が大きい
- 酵素が生きている
- 黒ずみ(メラノーシス)が起きやすい
という特性があるため、
短時間で半解凍に持っていく流水解凍の方が失敗しにくいです。
生ポーションのおすすめ解凍方法(刺身・しゃぶしゃぶ向け)
- ポーションを袋に入れたまま流水に当てる
- グレーズが手ではがれる状態で止める
- 中心が少し凍った「半解凍」で完了
※水は身に直接触れさせないことが重要です。
この状態で、
- 刺身はそのまま食卓へ
- 鍋・しゃぶしゃぶは半解凍のまま調理
するのが、最も水っぽくなりにくい方法です。
冷蔵庫解凍はNG?(条件付きで可)
生ポーションの冷蔵庫解凍は、
やり方次第では可能ですが、条件が厳しめです。
冷蔵庫解凍する場合の注意点
- 解凍中に出た水はこまめに捨てる
- キッチンペーパーで水分を吸い取る
- 完全解凍しない(半解凍で止める)
- 解凍後はすぐ調理する
これができない場合は、
流水解凍の方が結果は安定します。
解凍中に出た水(ドリップ)はどうする?
グレーズが溶けると水が出ますが、
この水は――
👉 放置せず、必ず捨てる(または吸い取る)のが正解。
解凍中に出る水には、
グレーズ(氷の膜)が溶けた水と、
身から出たドリップが混ざることがあります。
この水に長く浸かると、水っぽさの原因になるため、
こまめに捨てるのがおすすめです。
※身を洗う必要はありません。
生カニが黒ずむのはなぜ?(ボイルとの違い)
冷蔵庫解凍で黒ずみやすいのは、
生カニのみです。
- 生カニ:酵素反応で黒変しやすい
- ボイルカニ:加熱済みで酵素が失活
黒ずみは腐敗ではありませんが、
見た目と食感が落ちるため、
生は半解凍で止めてすぐ使うのが重要です。
ボイルカニの解凍方法(殻付き・むき身)

ボイルカニは、
解凍しすぎないことが最重要です。
- 殻付き:殻のグレーズを流水で落とす → キッチンペーパーで包んで袋に入れ、冷蔵庫解凍
- ボイルカニのむき身は、薄いグレーズはそのまま、キッチンペーパーで包んで袋に入れ、冷蔵庫で表面が柔らかくなったらOK。
完全解凍は、
身痩せ・パサつきの原因になります。
通販の蟹を一番おいしく食べるために
蟹通販では品質も大切ですが、
最後に味を決めるのは解凍方法です。
- 殻の氷は流水で落とす
- 生ポーションは袋の上から流水半解凍が基本
- 完全解凍しない
これを守るだけで、
通販蟹の満足度は大きく変わります。
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