※この記事は、筆者が「購入・導入を検討する立場」として個人的に情報収集・確認を行い、その内容を整理した調査記事です。実際に契約・設置はしていませんが、公式サイト・カタログ・公開資料・問い合わせによる回答をもとに、できるだけ正確にまとめています。

ウォーターサーバーで炭酸水が出るって、どういう仕組み?

冷水・温水が出るウォーターサーバーは、今や珍しくありません。
ただ、「そのまま炭酸水が出る」というタイプになると、一気に選択肢が限られます。

我が家では現在、

  • 通常のウォーターサーバー
  • 別置きの炭酸水メーカー

という2台体制です。
便利ではありますが、置き場所も管理も増えて、正直スマートとは言えません。

「これ、1台にまとめられたら楽ちゃう?」
そう思って本気で調べ始めたのが、PSJ SPARKLING(炭酸水対応ウォーターサーバー)でした。

PSJ SPARKLINGの設置イメージ。キッチン横に設置された水道直結型の炭酸水対応ウォーターサーバー
PSJ SPARKLINGの設置イメージ。水道直結のため、キッチン横など比較的自由な場所に設置できる。※画像出典:PSJ SPARKLING 公式サイト

PSJ SPARKLINGとは?まずは基本仕様から

PSJ SPARKLINGは、水道に直接つないで使う水道直結型のウォーターサーバーです。

  • 冷水
  • 温水
  • 炭酸水

この3種類を、ボタン操作だけで使えるのが最大の特徴です。

炭酸水メーカーを別で置く必要がなく、ウォーターサーバーと一体化しているため、設置スペースや管理の手間をまとめられる点は、かなり合理的だと感じました。

浄水方式は2種類|UTFタイプとROタイプの違い

PSJ SPARKLINGには、主にUTFタイプROタイプの2種類があります。

UTFタイプ|一般家庭ではこれが基準

UTFタイプは、水道の水圧のみでろ過する浄水方式です。

  • ポンプなし
  • 排水なし
  • 構造がシンプル
  • 動作音が少ない
  • コストを抑えやすい

炭酸水を手軽に使いたい、設置や管理をできるだけシンプルにしたい場合は、まずUTFタイプを基準に考えるのが自然だと思います。

ROタイプ|水質重視・業務用途向け

ROタイプは、逆浸透膜(RO膜)を使って不純物を非常に高いレベルで除去する方式です。

  • RO膜+ポンプ搭載
  • 浄水時に排水が発生
  • 内部に予備水タンク(約8.1L)あり

水質の安定性を重視したい場合や、飲食店などの業務用途では有力な選択肢になりますが、誰にとってもROが最適というわけではありません

RO水については「体に悪いのでは?」といった誤解も多いため、
その点は別記事で詳しく整理しています。

【本当の話!?純水を飲んだら体に悪いの?超純水はさわると手が荒れるの!?やばくない?】

ROタイプはミネラルの有無を選べる

ROタイプには、RO膜の後段にミネラルゼオフィルター(黄色)が標準で組み込まれています。

このフィルターは取り外し可能で、用途に応じて

  • ミネラルあり(飲用)
  • ミネラルなし(料理・割り材)

を使い分けられます。
ROサーバーとしては、かなり柔軟な構成だと感じました。

ミネラルの有無や水の性質については、こちらの記事も参考になります。
【何が違うの?安心して飲めるの?ミネラルウォーターとナチュラルウォーターの違い 調べてみました。】

設置場所は意外と自由|給水の考え方

給水は、分岐金具を使ってシンク下やカラン部分から、1/4インチ(外径約6.35mm)の樹脂チューブで取水します。

このチューブはRO浄水器などでも一般的なサイズで、配線モールを使えば見た目も比較的きれいに処理できます。

そのため、本体は必ずしもシンク直下でなくてもよく、少し離れた場所への設置も現実的です。

2股蛇口写真
分岐金具から樹脂チューブで取水の様子

水道直結とボトル宅配の違いについては、実体験ベースで比較した記事もあります。
【直結ROとボトル宅配どっちが家に合う?実体験で比較】

ROタイプの排水は大工事が必要?

ROタイプでは浄水時に排水が発生しますが、考え方は給水と同じです。

多くの事例では、排水チューブをモールで這わせてシンク上から排水しています。

シンク下の排水(蛇腹ホース部分)に逃がせるケースもありますが、設置環境によるため事前確認は必須です。

動作音と使い勝手

完全な無音ではありません。

  • RO給水時:ポンプ音
  • 冷却時:コンプレッサー・ファン音
  • 操作時:電子音

UTFタイプはポンプを使わないため、ROタイプより静かに感じるケースが多いようです。

炭酸ガスボンベの交換と管理

炭酸ガスは5kgボンベ対応で、ユーザー自身で交換可能です。

  • 必要工具:27mmスパナ(付属なし)
  • ボンベ:自分で手配/メーカー手配どちらも可

交換手順はマニュアル・動画で案内されています。

PSJ SPARKLINGで使用可能な炭酸ガスボンベのサイズ比較図(大型・S型・小型)
※画像出典:PSJ SPARKLING公式カタログ

PSJ SPARKLINGでは、使用量や設置環境に応じて
複数サイズの炭酸ガスボンベが利用できます。

・たくさん炭酸水を使う方向けの「大型ボンベ」
・ネット通販や量販店でも入手しやすい「S型ボンベ」
・初回納品時に装着されている「小型ボンベ」

これらに対応するアタッチメントが付属しており、
利用シーンに合わせた使い分けが可能です。

なお、S型ボンベのうち「ピンクラベル」の製品については、
別途専用アタッチメントが必要となるため注意が必要です。

料金と契約形態(個人・法人)

個人向けレンタル(目安)

  • 月額:約9,900円(税込)
  • 最低利用期間:36か月
  • 3年ごと自動更新
  • 途中解約:違約金あり

炭酸ガス代は別途です。

購入

  • 本体:約65万円(税別)
  • ROオプション:約10万円
  • 訪問メンテ:12,000円+交通費(任意)

企業向けは「リース契約」にも対応

PSJ SPARKLINGは、法人向けにリース契約にも対応しています。

オフィスや飲食店では、

  • 初期費用を抑えたい
  • 設備投資ではなく経費処理したい
  • 長期利用を前提にしたい

といった理由から、リースが選ばれるケースも多いようです。

契約期間・月額費用・メンテナンス内容は、利用環境に応じた個別見積となります。

飲食店・夜のお店との相性は?

炭酸水を多く使う飲食店、とくにバーや夜のお店とは相性が良いと感じました。

炭酸水を「仕入れる」から「作る」に変えることで、

  • 在庫管理
  • ペットボトルゴミ
  • 置き場所

といった手間をまとめて減らせる可能性があります。

RO水×炭酸で割り材を安定させたい店舗にも向いていそうです。

万博での採用実績という判断材料

PSJの炭酸水ウォーターサーバーは、2025年開催の大阪・関西万博でも採用されています。

不特定多数が使う環境で運用される実績は、家庭用・業務用どちらにとっても判断材料のひとつになります。

水の硬度や性質の違いが気になる方は、こちらの記事も参考になると思います。
【知ってますか?飲料水で軟水と硬水の違い 調べてみました。】

まとめ|高いけど、理由は分かるサーバー

PSJ SPARKLINGは、炭酸水・冷水・温水を1台でまかなえる、かなり珍しいウォーターサーバーです。

価格だけを見ると高く感じますが、仕組みや用途を理解すると「高い理由」は見えてきます。

設置条件と使い方が合うなら、家庭用でも、企業・飲食店用でも、十分検討する価値はあると感じました。

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